背中の筋肉は、体の中でも一番大きな筋肉群がひしめいています。
バラバラの骨が筋肉により、まとまっています。
一番下層にあるのが脊中立筋です。 その上に沢山の筋肉群が重なり合います。
肩甲骨は、腕の骨をはめ込むソケットが付いています。 この肩甲骨を中心に複雑な腕の動きを可能にしています。
背骨を支えているのは主に脊柱立筋、広背筋などですが、左右対称で体を曲げたりすると、拮抗して片方は伸び、もう一方は縮む事により体を上手に動かせるのです。
また、筋肉は、体を動かす運動だけでなく、呼吸運動や胃腸の消化運動などにも働いています。
筋肉の組織は筋細胞を主体に、多数の神経や血管が通っていて、結合組織が介在しています。 その構造やはたらきの違いによって骨格筋、平滑筋、心筋の3つの種類に分けられています。
★3つの筋
●骨格筋は、筋肉というと通常、骨格筋をさします。横紋が見られるため横紋筋とも呼ばれ、自分の意志で自由に動かせる筋です。腕や足の筋肉、腹筋、背筋などにあたります。
●平滑筋は、内臓筋ともいわれ、自分の意志で自由に動かしたり、止めたりすることのできない筋です。消化器や泌尿器の壁となっている筋肉などで、胃や腸を動かしたり、尿などを運ぶはたらきをします。血管の壁も平滑筋からできています。
●心筋は、心臓だけにある筋肉で、心臓の各部屋の壁を作っています。生きている間、伸縮を繰り返し、状況に合わせて規則正しく働く筋で、生きるために最も大切な組織の一つです。
★首・肩・背中・腰などのコリや痛みの原因となる筋
これらの直接の原因は、筋肉の酸素不足と疲労物質の蓄積といわれています。
人間は首や肩、背中などの筋肉が緊張すると、血液の流れが悪くなります。
さらに、血液の流れが悪くなると筋肉に酸素が行き届かなくなり、酸素不足が起こります。
その結果、筋肉の中に疲労や痛みを引き起こす物質がどんどん溜まってしまいます。これがコリや痛みの原因になってしまうのです。
人間の体は痛みを感じると、中枢神経から「筋肉を緊張させろ」という指令が出るので、どんどん筋肉は緊張していってしまいます。
緊張でパンパンに張った筋肉が血液を圧迫してしまうため、ますます血流が悪くなり、血流にのって疲労物質を取り去ることが困難になってしまいます。
このような訳で筋肉の中に疲労物質や発痛物質が溜まってしまって、ますますコリや痛みがあらわれてくるのです。
体の中では、「痛む→緊張する→また痛む」という悪循環が起こり、コリや痛みが慢性化してしまいます。
また、硬くなった筋肉は末梢神経を圧迫して、さらに神経まで傷つけてしまうこともあります。
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